【これから伸びる・廃れる業界の予測】私がなぜIT業界を選んだのか

私は今回の転職にて印刷→ITへ業界チェンジをしました。

異業界にチャレンジするなら30代が最後のチャンスと考え、これから伸びる業界を選びました。
もしも今回、同業他社で変わらず印刷業界を選んだとしたら10年以上先の未来は明るくないと感じました。

この記事では

  • 私がなぜIT業界を選んだのか
  • IT業界に転職するなら知っておきたいポイント
  • これから伸びる業界・廃れる業界

についてまとめてみます。

私は今まで3度転職し、現在4社目で働いています。
直近では34歳で転職活動を行い、未経験の異業界へチャレンジして2ヶ月で2社より内定を頂きました。
書類選考は65社中15社通過(通過率23.1%)、面接は15社受け一次面接通過は7社(一次面接通過率46.7%)となりました。
たった2ヶ月ではありますが、30代の転職活動で感じたことや、選考通過の本質的な部分についてまとめています。

私がIT業界を選んだ理由

私がIT業界を選んだ理由について一言でまとめると、今後間違いなく伸びると予測したからからです。
伸びる業界を選んだ理由は年収をアップさせたいからです。

仮に年収1,000万を目指す場合、
平均年収が300万の業界にいるよりも、
平均年収が700万の業界にいた方が確率は高くなります。

これからも年収500万で十分というのであれば、私の場合はわざわざ転職をする必要はありません。
しかし、仮に年収1,000万を目指すのであれば、今の業界・今の会社では難しいと判断しました。

20代の頃に何もわからず年収1,000万という目標を立て、それがいつか達成されるのか、これからも達成されないのかはわかりませんが、それに向かって歩むには環境は大切です。

また、私はもともとインターネットには興味があり、このようにブログも運営しているため、
個人的にIT業界にはずっと興味があったというのも補足しておきたいと思います。

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IT業界に転職するなら知っておきたいポイント

理由はどうあれ、IT業界に転職するというのであれば最低限知っておきたいポイントについて解説します。

私が転職活動を始めたときはぼんやりとIT業界と括っていましたが、取り扱う商材により別の業界かと思うほど特性が違います。

それを理解して転職活動を進めるべきだと思いますので、まとめたいと思います。

IT業界は取扱商材で特性が大きく違う

IT業界と言っても、扱っている商材で特性が大きく違います。

  • ハードウェア販売(端末販売など)
  • ソフトウェア開発(ホームページ作成、アプリ開発など)
  • SIer(システム開発)
  • SaaS(サブスクモデルのWebサービス)
  • Web広告

と様々です。
これ以外にも、仮想通貨やAI、VR、RPA、X-Techなど色々とあります。

私は営業職なので、その視点で考えると、

  • ソフトウェア開発やSIer…1案件数百万~数千万の仕事を月もしくは年で数件獲得するという営業スタイル
  • SaaSの場合…1案件数万円程度で月に数十件獲得するという営業スタイル

と案件の単価が違うため、営業スタイルや必要なスキルも大きく変わります。

案件単価が高い場合には担当者決裁のレベルではありません。
年間予算を取るための稟議を通してもらったり、専門知識を持っている部署や役職との交渉が必要になってきます。
そのため、営業力や人間力を高めていく必要があります。

案件単価が低い場合には担当者決裁で済む場合も多く、効率よく契約を取ることが求められます。
ユーザー課金型のサービスであれば、社員人数の多い企業へ導入する、もしくはとにかく多くの企業と契約する、のどちらかになります。
営業力というよりは計画性や役割分担が重要になってきます。

私は転職活動でSaaS企業を多く見ており内定も頂きました。
SaaSはマーケティングでリードを集め、インサイドセールスが顧客を選別・育成し、フィールドセールスがクロージングするという組織構築が多いです。
もう少し詳しく解説していきます。

SaaS企業でのチェックポイント

私個人的にはSaaSに注目しています。
SaaS市場はこれからまだまだ伸びていきます。

セールスフォース社や名刺管理ソフトのSansanなどはビジネスマンであれば一度は聞いたことがありますよね。

SaaSの売上は積み上げ型なので、解約されなければ継続的に課金されます。
会社としても収益が安定するモデルとなっています。

ただし、業界的には伸びていても、その企業が伸びるかどうかは別問題です。
ユーザーに本当に満足頂ける商材なのか、サポート体制は万全か、似ているプロダクトとの比較などもチェックが必要です。

SaaS企業ではTHE Modelというノウハウを取り入れていることが多いです。
THE Modelとはセールスフォース社が行っていたビジネスプロセスの細分化、かつ最大化を目指すスキームになります。

気になる方はぜひ書籍を購入して勉強するべきです。
今まで気合いと根性の営業をしていた人は衝撃を受けるでしょう!
(実際に私も購入し、とても勉強になりました)

THE MODELとは?

『THE MODEL』にはこのようなことが書いてあります。

  • マーケティング部によるリード獲得
  • インサイドセールス(IS)による優先順位付け
  • フィールドセールス(FS)によるクロージング
  • カスタマーサポート(CS)による顧客満足度向上

という、考えれば当たり前な気もするのですが、それを言語化したものになります。
それぞれのフェーズにKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標 = プロセスの指標)が設定されています。

例えば、従来の気合いと根性で営業を行っている会社の場合、月末近くなると1人あと100万売るように、という指令が出ます。
このような企業ではマネージャーも気合いと根性で売上を上げてきたので、それ以上の具体的な指示がありません。

一方、THE Modelを実践している企業では

FSが3件成約するには

ISから10件のアポイントが必要

そのためにはマーケティング部が30件のリード創出

と各フェーズが数値化されています。
これらの数字がKPIとなり、各部署が自部署のKPIに向かい試行錯誤することで成果が最大化されます。

古い体質の企業では部署同士の仲が悪く、それぞれ別の方向に向かって業務を進めていることがよくあります。
例えば、最近ISが流行ってるから新しくIS担当者を作ってみた。
ところが、やっていることはアポイント振り分け。アポイントを渡されても商品説明だけを行い成約につながらない、みたいな例です。

THE MODELでは自分の業務範囲での成果を最大化するのですが、そのためには前段階での引き渡しに基準を設ける必要があります。
例えば、マーケティング部からISに引き継ぐにはスコアが5以上になってからなどです。
それにより見込み顧客はプロダクトを理解しておりニーズも明確になっているので成約に繋がりやすい、ということがあります。
このメリットは各部署が同じ方向に向かっていることです。

話はそれてしまいましたが、SaaS企業やこれから伸びるであろう企業は、このTHE Modelを参考にしているケースが多いです。
面接の際にも、「フィールドセールスの募集だと思いますが、成約率はどのくらいですか?」と聞いてみることで、日々数値に対して向き合っているのかどうかがわかります。

私が面接を12社受けて有効だったと感じる質問については下記の記事でまとめました。
SaaS企業を志望する人も、そうでない別の業界を志望する人でも参考になると思います。

→30代の転職活動で、面接官から一目置かれる質問!(下書き)

    IT業界への転職で知っておくべき用語集

    IT業界の求人票を見ていると、今まで何となく聞いたことがある、という単語が出てくると思います。
    それらの意味をしっかりと理解していない場合には、企業とのすれ違いが起こる可能性があります。

    求人票によく出てくる単語について下記ページにまとめました。
    IT業界だけでなく、ビジネスマンとして知っておくべき単語になるため、一度は目を通しておいてください。

    →30代のサラリーマンなら常識!?知らないと恥ずかしいIT業界用語(下書き)

    伸びる業界・廃れる業界

    最後に今後伸びそうな業界と、これから転職するのはやめておいた方が良い業界について触れておきます。
    あくまでも私個人的な予測になりますので、参考程度に目を通してもらえたらと思います。

    今後伸びそうな3つの業界

    今後伸びそうな3つの業界は

    • IT
    • 医療・介護
    • 葬儀

    です。

    IT業界は今まで述べてきたので割愛します。

    「医療・介護業界」「葬儀業界」についてはどちらも高齢化社会というバックボーンがあるからです。
    単純に業界としてのニーズが高まりますので、売上は伸びていくでしょう。

    また、どちらの業界もまだアナログな部分が多く残っており、DX化されていくことによって業務がどんどん効率化されていくでしょう。
    この変革期に転職しておき、進化していく会社の中枢にいることが出来れば、仕組みづくりに関わることが出来てポジションも上がっていきやすいです。

    逆に、仕組みが出来上がってしまうとチャンスはなくなります。
    DX化できなかった仕事は「高度な技術を求められる高収入な仕事」or「誰でもできるので安い賃金で働かされる」のどちらかです。
    未経験で転職する場合には「誰でもできるので安い賃金で働かされる」ことになるので、タイミングが重要です。

    廃れるであろう3つの業界

    私が廃れると予測している3つの業界は

    • 印刷業界
    • 旅行業界
    • アパレル業界

    です。

    印刷業界はデジタルとの融合が必要

    印刷業界は世の中のペーパレス化やDX化によって廃れていきます。
    印刷業界に約7年勤めていましたが効果測定がしにくい、メルマガやネット広告に比べてコストが高いです。
    印刷が世の中で無くなることはないと思いますが、デジタルと印刷を融合した提案が出来る企業でないと生き残れないでしょう。

    旅行業界はビジネスモデルが衰退する

    旅行業界はコロナウイルスによって大きく影響を受けました。
    コロナ終息に伴い、旅行者が増えて業績は回復すると思います。
    しかし、ここで旅行業界を挙げた理由は収益体制です。
    旅行会社は代理店ビジネスとなっており、飛行機代・ホテル代など1回の旅行を手配することで数%の手数料をもらっています。
    今後、DX化されることで、AIが素早く正確に旅行を手配することで、今まで人間が行っていたことが不要になるのではないかと思っています。

    アパレル業界はECへの移り変わり

    最後にアパレル業界です。
    ECがこれだけ普及するなかで、店舗へ行く理由はサイズや質感をチェックするのがほとんどです。

    従来は店舗に行かないと買えなかったものが、ネットの普及により田舎でも都会でもスマホがあれば買える時代になりました。
    以前は人の集まる場所へ店舗を出店して売り上げを上げていくモデルでしたが、一等地であれば家賃など固定費が重くのしかかります。

    アパレル業界がDX化することにより、アプリで身体のサイズを測定し体形に合う服をAIが選んでくれるなど、大きく変わっていくでしょう。

    そうなると、どうしても試着をしたい、サイズや質感を試したい、という人以外はネットで購入する割合が増えていきます。
    つまり、店舗を増やす必要はなく販売員も大幅に削減されます。

    逆に今後アパレル業界で働きたいのであれば、デジタルマーケティングを学び本社でのマーケティング部に所属することが労働者としての生き残る道と私は考えます。

    まとめ

    業界選びには様々な観点があります。
    自分の好きなことで選ぶのもよし、平均年収で選ぶのもよし。そこに答えはありません。

    一方で、好きだからと言っても、生涯年収400万台で生活できるのか、というのは別の問題です。
    どんなに好きな業界でも、結婚して子供2人いてローンもあと30年残っているという状態では、もっと稼ぎたいというのが本音だと思います。

    稼ぐために能力をアップする努力は必要ですが、どれだけ働いても儲からない仕事があるのも事実です。
    会社としてその事業が本当に稼げるのか、それは時代背景も大きく影響しています。

    30代での転職で業界選びに失敗すると、その後の軌道修正が利かなくなりますので慎重に選びましょう!

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